1979年3月3日にキューバのハバナで行なわれたただ1度のライブのために結成されたマクラフリン、ジャコ、トニーからなるスーパー・パワー・トリオ、Trio Of Doomの未発表録音を含むアルバムがリリースされた。
このトリオのライブは当時ハバナでおこなわれたフェスティバルのオムニバス・アルバム「Havana Jam I」、「Havana Jam II」に計3曲のみが収録されていたものだが、今回はその当時の約25分間のライブ演奏に加え、その5日後にNYのスタジオで収録されたテイクが入っている。
ところがライナーを見るとマクラフリンによって意外な事実が明らかにされている。既発のライブ盤「Havana Jam I」、「Havana Jam II」に収録されていたテイクは実は本当のライブテイクではなく、5日後に収録されていたスタジオテイクだったというのだ。
当時マクラフリンが、ライブでのジャコの出来がよくなかたっためライブ・テイクをそのままリリースすることにOKを出さなかったらしい。
というわけで約25分のライブ・テイクは丸ごと今回初リリースということになる。
正直なところ何故、この演奏にOKがでなかったのか理解できないレベルのノリのよい演奏だ。マクラフリンによるとリハーサルの時ははるかに良かったということなので、その落差に納得できなかったということなのだろうか。
いずれにしてもこのメンバーの唯一の録音が30年近い時を経て聴けるというのは嬉しい。(橋 雅人)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out of melody/code |
Conservative |
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Progressive/Tricky |
Ensemble |
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Interplay |
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