Prophetz Of The Time And Space「String Theory」ESC Records (ESC03710-2) 2006 - Germany  
Steve Vasconcellos(bass), Jerry Goodman(violin), Brandon Fields(sax), Otmaro Ruiz(piano), Tadashi Namba(kb), Leon "Ndugu" Chancler(drums), Munyungo Jackson(perc)
Enzo Tedesco(drums), Thomas Burch McMorran(piano), Edwing(guitar), Jeff Richman(guitar)

  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○フューチャー系

スティーブ・ヴァスコンセロスというベーシストがリーダーのプロジェクトのようなのだが、元マハヴィシュヌのJ.クッドマン、元リッピントンズのB.フィールズ、元ウェザー、クルセイダーズのL.チャンスラーなどツワモノがずらりと並んでいる。 そしてTadashi Nambaとしてクレジットされているキーボード奏者はどうやら元T-Squareの難波正司らしい。

サウンドはマハヴィシュヌ、ウェザーや70年代マイルスを彷彿させるようなコアな部分とメロディアスな聴きやすい部分とが同居したようなユニークなもので、それにワールド・ミュージックっぽい味付けも一部でされている。

またツワモノ揃いだけにそれぞれのソロも聴き応えがある。
1曲だけ収録されているライブ録音のW.ショーターの「Foot Print」は14分以上にもおよびかなり熱く、B.フィールズのソロが秀逸だ。

最近では珍しくなった骨太フュージョン系の作品なのでこの手の音が好きな人にはお勧めできるだろう。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay