Rick Braun Richard Elliot「R n R」 Artizen Music Group(ARZ10016-2) 2007 - U.S.A.    Rick Braun/Richard Elliot - R N R
Rick Braun(Trumpet, Flugelhorn, Keyboards, Programming, Produce), Richard Elliot(Sax,Produce), Lenny Castro(Perc), Sergio Gonzales(Drums), Gregg Karukas(kb), Nick Lane(Trombone), Ricky Lawson(Drums), Jeff Lorber(Guitar, Kb, Produce), Nate Phillips(Bass), Ron Reinhardt(Kb), Rex Rideout(Kb), Philippe Saisse(Kb,Produce), Dwight Sills(Guitar), Chris Standring(Guitar)

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ●スムース系

スムース系の売れっ子トランペッター、リック・ブラウンとサックス奏者リチャード・エリオットの競作アルバム。

キャッチーなメロディー+ちょっとファンキーなリズムというスムース系路線を基本とするサウンドは予想通りとも言える。 特にメロディー面ではリック・ブラウン節とも言えるようなリック・ブラウンの個性が色濃く感じられる。

ただ、その中で3曲目の「Curve Ball」や5曲目の「Dr.JR Funk」のように時折、リック・ブラウンの元ウォー、リチャード・エリオットの元タワー・オブ・パワーというコアなファンクの血統が垣間見える瞬間があるのが、おもしろい。

個人的にはもっと少し冒険があってもおもしろかったのではとも思うが、その反面、安心して楽しめるアルバムであるともいえる。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay