Santana「Hymns For Peace - Live at Montreux 2004」 ビデオアーツ・ミュージック (VABG1231) 2007 - Japan  
New Santana Band : Carlos Santana(g,vocal,perc), Dennis Chambers(drums), Chester Thompson(kb), Andy Vargas(vocal,perc), etc.
Guest: Ravi Coltrane(sax), Wayne Shorter(sax), Chick Corea(kb), Herbie Hancock(kb), Salvador Santana(kb), Cherie Mitchell(kb), John McLaughlin(g), Nile Rogers(g), Idrissa Diop(perc,vocal), Omar Hakim(perc), Gerardo Velez(perc), Patti Austin(vocal), Angelique Kidjo(vocal), Barbara Mossison(vocal), Sylver Sharp(vocal), Saom Totah(vocal), Stevie Winwood(kb,vocal)

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ●骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ●歌物・NAC/AOR 系       
  ●ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ●ブルース系          ○ロック系        ○その他

サンタナが数多くのゲストを招いて2004年にモントルーで行なったライブの映像物。
2005年にサンタナ/ハンコック/ショーターの日本ツアーがあったが、それの超拡大ヴァージョンとも言えるだろう。

演奏される曲目はサンタナのオリジナルを交えながら、ボブ・マーリー、ボブ・ディラン、ジョン・レノン、マーヴィン・ゲイなどのポップスの超有名曲がカバーされている。

日本公演でも感じたことだが、ハンコックとショーターはポップス系の曲でもモードでソロをとってしまいアウト感を出してしまうのでちょっと違和感を感じる。
その点、ラヴィ・コルトレーンやマクラフリンはわきまえた(?)曲にはまったソロを取っている。

もっともマイルスの「In A Silent Way」のような曲ではハンコック、ショーターは本領発揮で独自の世界に引っ張り込んでいくのはさすがと思わせる。

ゲスト・ヴォーカル陣の中ではアフリカンな雰囲気を前面に出したアンジェリク・キジョーがなかなかよい。

2枚組で3時間を少し超える長尺な作品だが、多彩なゲストにポピュラーな選曲の盛り沢山な内容で一気に見てしまうことができる。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay