ギタリスト、小沼ようすけのLA録音の最新盤。
ベースはマイク・スターンやボブ・ミンツァーのバックを勤めてきたNY系のリンカーン・ゴーインズ、ドラムスは元アヴェレージ・ホワイト・バンドで、チャカ・カーンやクラプトンのバックを勤めファンキーなリズムを叩かせれば当代一というスティーヴ・フェローンとのトリオ編成になっている。
そしてそこから出てくるのは従来の小沼のサウンドとは、かなり違ったものだ。
ウェイン・クランツやオズ・ノイといった新世代のギタリストのインプロヴィゼーションに共通するような感性を感じさせると同時に小沼ならではレイド・バックした雰囲気を持った、リラクゼーションとテンションが同居していたようなサウンドである。
オープニングとクロージングのアコースティック・ギターの曲のバックには波の音が入っていて、サーフィンをイメージしているらしい。中にはベンチャーズとか加山雄三あたりまで連想させるようなサウンド・モチーフもある。
既成のどのジャンルにもあてはまらないような新しいサウンドの意欲作と言えるだろう。
初回限定で付いてくるボーナスDVDにはニューアルバムのレコーディングや収録曲について語る小沼のインタビュー映像とアコースティック・ギター・デュオでの演奏が1曲収録されている。
(橋 雅人)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out of melody/code |
Conservative |
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Progressive/Tricky |
Ensemble |
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Interplay |
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