Coryell, Bailey & White「Traffic」Chesky (SACD322) 2006 - U.S.A.(CD/SACD Hybrid)  
Larry Coryell(guitar), Victor Bailey(bass), Lenny White(drums)

  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ●歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ●ブルース系          ●ロック系        ○その他

ラリー・コリエル、ビクター・ベイリー、レニー・ホワイトによるスーパー・トリオのニューヨークのSt.Peter's Episcopal教会を使ったライブ録音盤。
2006年4月17日の録音で、オーバーダブを一切していない一発録りであると記されている。

サウンドはかなりブルース・ロック色の強い内容。
1曲目からリフ一発のクリームあたりを思わせるサウンドで、2曲目はジミヘンをカバーしている。
途中、アコースティック・ギターの曲が2曲入り、後半はちょっとファンク味も加わってくるが、終始一貫してブルース・ロック色はかわらない。
レニー・ホワイトは8ビートを中心に刻み、ベイリーはスラップは控えめで重めのビートを繰り出している。
後半にある、ファンクっぽい曲ではベースにあるロック色と混ざって後期のツェッペリンあたりと連想させたりもする。(もちろん全曲インストだが)

今年で66歳のラリー・コリエル、まだまだパワフルである。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay