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Stanley Clarke「Standards」Kind of Blue(KOB10010)2006 - Italy |
Stanley Clarke(ac-b),Patrice Rushen(ac-p),Ndugu Chancler(ds)
●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ●JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系 ○ECM系
スタンリー・クラークが全編ウッド・ベースを弾き、パトリース・ラッシュンが全編アコースティック・ピアノを弾き、ンドゥグ・チャンクラーが全編4ビートを叩く。
こんなストレートなJazzアルバムがリリースされた。
これはFusionミュージシャンがJazzスタンダードを演奏したというよりも、原点回帰の趣が強いと感じる。
なんせスタンリー・クラークは、エレクトリック・ベースでスラップのイメージが強いのだが、元々はアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャースや、スタンリー・カウエル「幻想組曲」(ECM)での吹き込みがある。
パトリース・ラッシュン、ンドゥグ・チャンクラーも、お互いに組んで過去に4ビート・アルバムを出している。
実際、本作の演奏もかなりJazzとして力強い。よくある企画モノかもしれないと危惧したが、それは杞憂だった。
演奏曲目はいずれもJazzのスタンダードであり、それらを上手くアレンジ・・・それもJazzとして完結させていて、日本製作盤のような甘ったるい演奏とは、一味も二味も違う仕上がりである。
興味深かったのは、やはりスタンリー・クラークが全編ウッド・ベースで聞かせるプレイがどういうものか。
ウッド・ベース奏者としても評価の高いクラークだけに、その期待(Jazzとして)は裏切っていない。
また、パトリース・ラッシュンのピアノも、Jazzピアノとしてはモダン期のというよりは、新主流派以後のサウンドを思い起こす。
そして面白かったのがンドゥグのドラムで、ビートが利いた4ビートなのは70年代以後のJazzサウンドである。
聴いている内にトニー・ウィリアムスの70年代以後の4ビート・プレイを思い起こしてしまった。
そう考えると、このトリオはロン、トニー擁するハービー・ハンコック・トリオを彷彿してしまう。
予想していたのよりもずっと上を行く、本格的なJazzアルバムである。
なお、このCDにおまけにDVDが付いているが、内容はスタジオでの録音風景やインタビューである。
ライブ映像ならもう少し映像映えするのであろうが、ちょっと物足りない。素人の我々にはなかなか見られないスタジオ録音風景だということでそれなりの価値はあるかもしれないけど。
# なかなか筋の通ったJazzアルバムという感じですね。(TKO)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out_of_melody/code |
Conservative |
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Progresseve/Tricky |
Ensemble |
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Interplay |
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