The Michael Landau Group「Live」VME (VGDWNF0010) 2006 - Japan  
Michael Landau(guitars,vocals), Ronald Bruner Jr.(drums), Jimmy Johnson(bass), Scott Kinsey(kb), Toss Panos(drums), Chuck Kavooras(slide guitar), Gary Novak(drums), Chris Roy(bass)

  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ●ブルース系          ●ロック系        ○その他

LAスタジオ・シーンを代表するギタリスト、マイケル・ランドウの2枚組ライブ盤。2006年1月、ノースハリウッドのベイクド・ポテトでの録音。曲によってメンバーがまちまちなので、何回かのライブのベスト・テイクを集めたのだろう。

Disc 1の1曲目からヘヴィーなブルース・ナンバーでDisc 1はヴォーカル物中心のブルース・ロック色の強い曲が並んでいる。
歌物中心ながら、ランドウのロック・フィーリング溢れるソロがたっぷりと堪能できる。
ロック色の強い曲でのアームを使った表現力の豊かさはランドウならではだ。

Disc 2は一転してノン・ディストーション・サウンドでのジャズ色の強い曲から始まる。
Disc 2はロック色が比較的薄く、クリーン・トーンのゆったりした曲調が並んでいて、ランドウの別の側面を聴くことができる。

同じベイクド・ポテトのグレッグ・マティソンの2000年及び2005年のライブ盤がリリースされていて、ランドウのギターがフィーチャーされているが、この自分名義のアルバムでは、よりブルース・ロックよりのアプローチでのギターを披露している。

ランドウ・ファンとしては是非押さえておきたいアルバムだろう。(橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay