Ron Boustead「Blend」Art Rock Music (4720) 2006 - U.S.A.  Ron Boustead - Blend
Ron Boustead(vocals), Jeff Poscetto(guitar,program), Keith Jones(bass), Michael McGregor(kb), Katisse Buckingham(flute,s.sax), Grant Geissman(guitar), Steve Madaio(tp), Gregg Karukas(kb, program), Phil Sheeran(guitar), Nick Ariando(accordion), Munyungo Jackson(perc), Marcus L.Miller(drums), Thom Rotella(guitar)

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ●歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ●スムース系

LAを拠点として活動するシンガーソングライター、ロン・ボーステッドのリーダー・アルバム。
グレッグ・カルカスなどスムース系のアルバムでも彼の声を聴くことができる。

スティービー・ワンダーの「Superstition」のカバー、共同プロデュースを勤めるマイケル・マクレガーの作品が1曲収録されている以外は全曲、ボーステッドのオリジナル曲が収録されている。

曲調はラテン、ボサノバタッチのものが多く、ちょっとマイケル・フランクスあたりを連想させるのだが、ボーステッドの声の方がもっと芯があって力強い。(とは言ってもシャウトしているわけではないのだが。)
またちょっとかすれ気味な声が、適度な甘さになっていて心地よく、ヴォーカルそのものはフランクスというよりもビル・チャンプリンあたりに近いだろうか。

全体のサウンドはAORの王道を押さえるような作りでバランスがよく安心して繰り返し聴ける作品だ。
iTune Music Storeで試聴できるようになっているので、歌物が好きな人はチェックする価値があるだろう。 (橋 雅人)

Ron Boustead web site

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay