フュージョン、スムース系のスーパーグループ、フォープレイの最新作。
新しめのバンドだと思っていたら1991年のファースト・アルバムからもう15年目、これで10作目にあたるので、「X(ten)」とタイトルかと思って持っているCDを確認したら何故か9枚目。ベスト盤が1枚でているので、それを足せば10枚になるのだが、そういうことなのだろうか?
1曲目からいかにもフォープレイというボブ・ジェームス節が炸裂する。
加入してから暫くは若干違和感のあったラリー・カールトンも完全にサウンドに溶け込んでいる。
打ち込みでのラテン系リズムを交えた「Eastern Sky」では「We Live Here」の頃のPat Metheny Groupを連想させるようなサウンドを聴かせたり、「Screenplay」ではフォープレイ流の4ビートサウンドを展開したりと、フォープレイとしていろいろと試みているように聴こえるが、出てくる音はあくまでもフォープレイ。
マイケル・マクドナルドのような個性的なヴォーカリストをフィーチャーした「My Love's Leavin'」であっても、そのサウンドはやっぱりフォープレイだ。
全く安心して聴いていられるアルバムなのだが、反面もうちょっと刺激がほしいなとも思ってしまう。
(橋 雅人)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out of melody/code |
Conservative |
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Progressive/Tricky |
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Interplay |
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