Joe Zawinul & The Zawinul Syndicate「Vienna Nights」BHM(4001-2)2005 - GERMAN  

Joe Zawinul(key,vo) Linley Marthe(b) Amit Chatterjee(g) Sabine Kabomga(vo) Manolo Badrena(per) Nathaniel Thownsley(drs) etc.
●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系 (□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系 ●ザビヌル系
 ドイツ盤のライブ2枚組です。録音は2004年です。2枚組なのにタワーレコードでは格安の¥2,510でした。
だから中を開けるまで一枚組みだと思い込んでいました。

 内容は期待通りのザビヌル・シンジケートのサウンドで、WR後期のサウンドを継承した無国籍風サウンドです。
無国籍と言っても、カリプソ系、アフロ系、インド・中近東辺りのワールド系サウンドは色濃く出ています。
それらのワールド系の素材をソリッドな感じやピアニカにような柔らかい音、パイプオルガンのような荘厳な雰囲気の変幻多様なシンセで包みこんでいます。
あるときはキリスト教的天国のような世界、青い海のラテンの世界、そしてお香漂う神秘の東洋的世界とまさに、このアルバムで世界一周を味わったようなワールド系をうまく取り入れたザビヌルワールドを旅したような感じを受けます。

 70年代にブラジル系がFusionに取り入られてトロピカルなサウンドが大ブレークしました。
最近、Fusion自体がちょっと元気がなくなっていますが、元気の素の一つの要素としてワールドミュージックとの融合が鍵になると思っています。
マクラフリン、メセニーがトライしてましたね。全世界のワールドミュージックとの融合の元祖、本舗というべきザビヌル・シンジケートは今も新しいサウンドを提供してくれてます。

脳味噌錯乱級!!!!!!!!!!買いっ!!!!!!!!!!!!!!!!!(アスワン)

   
Slow               Speedy
Light             Heavy
Mellow           Hard
Lyrical           Cool
Melodious           Out of melody/code
Conservative           Progresseve/Tricky
Ensemble                 Interplay

\2,510 6/11/2005 新宿タワーレコード