Stone Alliance「Marcio Montarroyos」究体音像研究所(QSCA-1021)1977/2005 - Japan  
              

Gene Para(b,key),Don Alias(perc,ds),Steve Grossman(sax,p),
Marcio Montarrtoyos(tp,fh,mellophone),Hermerto Pascoal(p,fl),
Erasto De Holando Vasconcelos(perc),David Sion(perc),Dom Bira(perc)

○骨太いストレート系 ●明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系   ○歌物・NAC/AOR 系
●ラテン系(■ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系   ○ECM系

1stアルバムであれほどスティーブ・グロスマンをフィーチャーしたストーン・アライアンスですが、この2ndでは音楽をがらりと変えます。それもブラジル・ミュージシャンをゲストに迎えることにより、ブラジリアン・テイストなバンドに生まれ変わります。

そして反対にあれだけ1stで吹きまくったスティーブ・グロスマンはここではかなり活躍範囲が狭められます。
あたかも初期Weather Reportで吹きまくったウエイン・ショーターが中期以後はあまり吹かなくなったように、それが1,2枚目の間に一気にグロスマンに訪れた感じです。

そして結果的にはなかなか素敵なブラジリアンFusionとして仕上がっています。
元々ドン・アライアスはパーカッショニストだけに、こういった音楽の方合っている感じがしますので、この作品はドン・アライアスのフィーチャリング作品と捉えても面白いかもしれません。
それとホーンでトランペットのマルシオ・モンタローヨスがかなり目立ってます。ソロも最初に取るので、グロスマン形無しといったところでしょうか。

1st,2ndではこれが同じバンドかと思うほど音楽性は変わりますが、これはこれで気持ちよい1枚です。
特にラテン系パーカッションの好きな方にはオススメな1枚です。

# グロスマン・ファンにはガッカリですが、ラテンFusionとして聴くとなかなか楽しめます。(TKO)
 
 
   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out_of_melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay