超ベテラン・ジャズ・ピアニスト、ハンク・ジョーンズ率いるグレイト・ジャズ・トリオの最新録音盤。リズム・セクションは前作「ス・ワンダフル」と同様のパティトゥッチ、ディジョネットの組合せだ。
30年近く前に生まれた、グレイト・ジャズ・トリオ、結成時はロン・カーター、トニー・ウィリアムズという当時最強力のリズム・セクションだった。個人的な話をすると学生のときに自分で初めて買った4ビートジャズのアルバムは、そのグレイト・ジャズ・トリオの「アット・ヴィレッジ・ヴァンガード」だった。
切れ味のよい重量級のリズムの上をハンク・ジョーンズの優しくやわらかいタッチのピアノがスタンダード・メロディーを奏でていくグレート・ジャズ・トリオのサウンドはこの最新作でも変わらず健在だ。
今回のパティトゥッチ、ディジョネットも現時点でアコースティック・トリオをやらせるのには望みうる最高の組合せといってもいいだろう。
選曲はポピュラーなスタンダード曲が中心で奇をてらったアレンジもないが、2曲目「In A Sentimenntal Mood」のパティトゥッチ
の弓弾きベースでのテーマは意表をついていてかつあまりに美しい。
(橋 雅人)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out of melody/code |
Conservative |
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Progressive/Tricky |
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Interplay |
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