Fragile「Poison Quells Poison」Vega Music Entertainment(VGDBRZ0014) 2005 - Japan(2/25発売予定)  
菅沼孝三(drums), 矢堀孝一(guitar), 水野正敏(bass)

  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ●ロック系        ○その他

ハードコアなサウンドを聴かせるギター・トリオ、フラジャイルの8枚目にあたるアルバム。
結成から10年を迎えようとしている息の長い活動を続けている実力派ユニットだ。

1曲目からヘヴィー・メタルなリフのハードな曲で始まり、そのまま突っ走るのかと思うと、後に続くサウンドはなかなかヴァラエティーに富んでいる。
エスニックな雰囲気のパーカッション・サウンドやギターのリフで、ワールド・ミュージックな音がでてきたり、少しクリア目のトーンのギター・サウンドのバラードがあったり、4ビート系の曲もあったりと楽しめる。

アコースティック・ギターを使いながらも、ハードでタイトなサウンドの7曲目などは新境地を感じさせてくれるような音だ。音数が多いのにゆったりとしたノリがでているが気持ちよい。

全編に共通するのは確実(というより超絶という方が適切?)なテクニックに裏打ちされてタイトにまとまったフラジャイル・サウンドで、難解な曲も難なく演奏しているように聞こえてしまっている。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay