ラテン・フュージョンの大御所、松岡直也が自己のグループを率いて東京STB139スィート・ベイジルで行ったライブを収めたDVD2枚組。新旧交え全14曲が約110分に渡って収録されている。
松岡ミュージックには昔からディストーション・ギターがよく似合う。
以前は和田アキラらのギタリストを起用していた松岡だが、ここ何年かは大橋を一環して起用しており、このステージでも大橋の硬質なギターの音色がテーマにソロにと大きくフィーチャーされている。
画面を見ていて目を引くのは、高橋, 田中, 大儀のリズム隊の国籍不明風のラティーノな風貌なのだが、何といっても、彼らのアルバムを通して音楽のボトムを支えているグルーヴ感が心地よい。
そして松岡御大はなんともう68歳になるとのことだが、衰えなど全く感じさせない切れ味だ。
サルサのリズムに乗ったトゥンバオのピアノ・パターンのノリの良さは最高だ。
このアルバムのハイライトとも言えるアンコールの「One Last Fairwell」ではラテンのリズムと日本的な哀愁のあるメロディーが融合された松岡ミュージックの真髄を感じさせてくれる。
(橋 雅人)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out of melody/code |
Conservative |
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Progressive/Tricky |
Ensemble |
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Interplay |
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