本多俊之「Easy Breathing」ロービングスピリッツ(RKCJ-6017)79/2005 - JAPAN    
本多俊之(as,ss,ts,flt) 和田アキラ(g) 大徳俊幸(key) 渡辺健(b) 奥平真吾(drs) Jerry Hey(tp) Larry Williams(ts) Kim Hutchcroft(ts,bs) Larry Hall(tp)
●骨太いストレート系 ●明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
●ラテン系 (□ブラジル系 ■サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
 79年にリリースされた彼の3rdアルバムです。

 この当時このアルバムを買うきっかけになったのは、3曲目の”Loving You Slowly”という本多オリジナルの”名曲”がお店に流れていて、「今流れているのは誰ですか?!」とカウンタの店員に聞いたことを覚えてます。
日本人の琴線をくすぐるような美しすぎるメロディに幻想的な音色のフレットレスのベース、泣かせるキーボードソロ、そして巧いカッティングのギター。
エンディングは美しいメロディを持つテーマをソプラノサックスとベースのユニゾンのリフ。美しく幻想的で日本的なサウンドにお店で立ち尽くして耳を奪われました。

 当時の思い出はこれぐらいにして紹介にいきます。
このアルバムから1stと2ndを手がけた上田力がアレンジャーとして抜け、本多自身がアレンジを担当。
一曲目の”Sunny Side Up”に以前のサウンドのようなホーンセクションを前面に出した面影は感じます。
しかしサウンドは、明るい爽やかなサウンド、サルサ系のサウンド、バラード調、PRISM風サウンド、ファンキーな曲調、ノリの良いシャッフルの曲などいろんなバリエーションのサウンドが詰まっており、この頃の彼の中から産まれたサウンドを表現するにはこのアルバム一枚では足りなかったような感じです。

 70年代あんなに人気を誇って、かつオリジナリティ溢れる個性的なサウンドを産み出していたのに、最近は過去の作品は殆ど入手不可能になっています。
この作品を機にこれ以降の作品の再リリースを心より祈ります。

本多俊之公式サイト
http://amo.cc/t-honda/

脳味噌錯乱級!!!!!買いっ!!!!!!!!!(アスワン)
   
Slow           Speedy
Light       Heavy
Mellow     Hard
Lyrical       Cool
Melodious       Out of melody/code
Conservative         Progresseve/Tricky
Ensemble           Interplay

\1,980 11/28/2005 渋谷タワー