山口武「The Trio II Live in Osaka」&Forest(NNCJ8001) 2004 - Japan  
山口武(e.guitar), Ron Carter(w.bass), Lewis Nash(drums)

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ●骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ●JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○ファンク系

関西を中心に活動をするギタリスト山口武がロン・カーターらを招いて行なったライブ盤。

山口のスタイルは奇をてらうことのないストレートなジャズギターのサウンドで、適度なドライブ感があって心地よい。選曲は山口のオリジナルと、「Take Five」や「Summertime」などのポピュラーなスタンダード曲を織り交ぜあきさせない。最後にサンタナの「Europe」を取り上げているのが意外性があってアレンジもおもしろい。

またロン・カーターのベースの音色、フレーズも気持ちよく響いていて、このアルバムの聞き所の一つになっている。過去、数年に渡って山口とロンは共演してきているようで、ユニットとしてのサウンドもライブ盤とは思えないほとタイトにまとまっている。

派手さはないのだが、安心してきける好盤といえるだろう。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay