NANIWA EXP「THIS is IT!」&Forest(NNCJ-7003) 2004 - Japan  
NANIWA EXP : 清水興(b), 岩見和彦(g), 中村建二(kb), 青柳誠(kb,saxperc),東原力哉(dr.perc)
Guest : Dennis Chambers(dr), KG-K(turntable), B.Bandj(rap), Gaku Nakamura(perc)

  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ●ロック系        ○和み系

再結成ナニワの第2作が登場した。
第一印象はレッド・ツェッペリンの「Whole Lotta Love」、ジェフ・ベックのカバーあり、サンタナ風の泣きのギターの曲ありと、今回はかなりロックが強い作品になっているということ。
ゲストのデニス・チェンバースがそのツェッペリンとベックのカバー曲2曲に参加し、東原との迫力のツイン・ドラムスを聞かせている。

ロック系以外にもアコースティク・ギターの爽やか系あり、ファンクありと曲想はバラエティーに富んでいるのだが、一貫したへヴィーなグルーヴ感がアルバムを通して感じられる。
特にフリージャムをそのまま曲にしてしまったらしい「X tribe」の疾走感はかなり気持ちよい。

前作は再結成1作目ということもあってか、メンバーそれぞれが持ち寄った曲によってバンドの表情がいろいろな方向を向いているように感じられたのだが、このアルバムでは曲調はいろいろ変わってもバンドとしての一体感は終始一貫していて、ナニワならではのヘヴィー・メタル・ジャズ・ロック・アルバムとなっている。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay