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Wallace Roney「Prototype」HighNote(HCD 7116)2004 - U.S.A. |
Wallace Roney(tp),Antonio Roney(sax),Don Byron(bass Clarinet),
Clifton Andereson(tb),Geri Allen(key),Adam Holzman(key),
Matt Garrison(b),Eric Allen(ds),DJ Logic(turntable)
●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ●ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ●JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系 ○ECM系
マイルス・デイヴィスの影響を最も受けたトランペッターといえば、ウォレス・ルーニーが最右翼に挙げられるでしょう。
そのサウンドは、これまでもアコースティック時代のマイルスを彷彿させることが多かったのですが、この新作では電化マイルス時代をより強く思い起こします。
一言に電化マイルス言ってもマイルスの場合は70,80年代で大きく違いますが、ルーニーの本作では曲によって70,80年代のイメージを使い分け、更に60年代後半のような曲まであります。
やはり、それはマイルス・バンドの元メンバーであるアダム・ホルツマンの参加も大きいと思います。
また、ドラマーであるエリック・アレンも、かなりトニー・ウィリアムスに似ているプレイをするため、そのあたりも大きいかと思います。
そうなってくるとジュリ・アレンのピアノまで、ハービーハンコックみたいに聞こえてくるから不思議です。
ウォレス・ルーニーのトランペットもしっかりマイルスしてます。
考えてみれば、マイルスの死後にこのようなサウンドを聞いてなかったことに気づきます。
ただし、欠点をいえば、カリスマ性が少々劣るためか、ややサウンドは甘めに聞こえてしまいました。
それを踏まえれば、マイルスのようなクールなトランペットの音色には、このようなサウンドが一番合っているということをこの作品からは見て取れる気がします。
# 後期マイルス好きには妙に懐かしいサウンドです。(TKO)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out_of_melody/code |
Conservative |
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Progresseve/Tricky |
Ensemble |
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Interplay |
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