Jeff Berlin「Lumpy Jazz」M.A.J. Records(LJ62596) 2004 - U.S.A.  
Jeff Berlin(bass), Danny Gottlieb(drums,perc), Richard Drexler(piano, kb, bass), Toots Thielemans(harmonica)

  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ●JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

技巧派ベーシスト、ジェフ・バーリンの新譜。イエスなど、プログレ系の人脈もありジェフ・パーリンと言えば、変態変拍子系をイメージしてしまうが、本作の基本はピアノ・トリオで驚くほどシンプルでストレートなサウンドだ。

もっともピアノ・トリオといってもそこはジェフのこと、前面にでているのはピアノではなくて、あくまでもベースだ。編成、サウンドがシンプルなだけに、ベースのプレイは自由奔放に駆け巡り、たっぷりと堪能することができる。

リチャード・ドレクスラーがピアノではなくウッドベースを弾き、ジェフ・バーリンがそれをバックにエレキ・ベースを弾くというトリオ編成の曲もあるのだが、この響きがなかなか斬新だ。このリチャード・ドレクスラーという人、ベースで掛け合いまでやっていてなかなか器用なものだ。

また最後にはピアノとベースのデュオでブラームスの曲まで披露しており、シンプルといってもさすがにジェフ・バーリンちょっとひねった音を聞かせてくれている。

このCDはジェフ・バーリンの公式サイトで入手可能です。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay