●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間 ○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系 ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系) ○ユーロ系 ●JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系 ○ブルース系 ○ロック系 ○その他 技巧派ベーシスト、ジェフ・バーリンの新譜。イエスなど、プログレ系の人脈もありジェフ・パーリンと言えば、変態変拍子系をイメージしてしまうが、本作の基本はピアノ・トリオで驚くほどシンプルでストレートなサウンドだ。 もっともピアノ・トリオといってもそこはジェフのこと、前面にでているのはピアノではなくて、あくまでもベースだ。編成、サウンドがシンプルなだけに、ベースのプレイは自由奔放に駆け巡り、たっぷりと堪能することができる。 リチャード・ドレクスラーがピアノではなくウッドベースを弾き、ジェフ・バーリンがそれをバックにエレキ・ベースを弾くというトリオ編成の曲もあるのだが、この響きがなかなか斬新だ。このリチャード・ドレクスラーという人、ベースで掛け合いまでやっていてなかなか器用なものだ。 また最後にはピアノとベースのデュオでブラームスの曲まで披露しており、シンプルといってもさすがにジェフ・バーリンちょっとひねった音を聞かせてくれている。 このCDはジェフ・バーリンの公式サイトで入手可能です。
(橋 雅人)
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