コジカナツル「Live!」Ragmania(RAGJ0004) 2004 - Japan  
小島良喜(piano), 金澤英明(bass), 鶴谷智生(drums)

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ●骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ●JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

コジカナツルという奇妙な名前のピアノ・トリオの2作目は京都のライブハウス、ラグでのライブ盤としてリリースされた。ユニット名は小島、金澤、鶴谷の名前からとった物。

このユニット、編成や演奏形式はオーソドックスなジャズのピアノ・トリオなのだが、でてくる雰囲気はジャズというよりもR&B,ファンク、ブルースといったテイストが強く感じられる。
例えるとするとスティーブ・ガッドが叩く4ビートのようなノリをメンバー全員でやっているような雰囲気だ。
そのためアップテンポの曲は聞いていると体が自然に揺れてくるようなグルーヴ感があるし、スローな曲はブルースフィーリングが一杯だ。しかもそれが泥臭いのではなくて、軽快で洒落た感覚に溢れている。

4ビートジャズはちょっと堅苦しくて苦手という人も、抵抗なく聞くことができるピアノトリオアルバムなのではないだろうか。(橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay