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Various Artists「Filhas da Bossa / ボサノバの娘たち 」aosis records(VIZL-120) 2004 - Japan |
Kay Lyra(vo),Tatiana(vo),Ana Martins(vo),Marianna Leporace(vo)
○骨太いストレート系 ●明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系 ●歌物・NAC/AOR 系
●ラテン系(■ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系 ○その他
今年は例年になく暑くなるのが、早かったですね。
いつものことで、季節商品が(笑)沢山リリースされますが、とても良い企画の1枚を、紹介したいと思います。
ボサノバが誕生して、40年以上経ち、親から子の時代に入って久しいですね。
ブラジルの諺には 魚の子は魚というのがあるらしく(日本にも似た諺ありますね)
ここで紹介するシンガー達は、親にボサノバ界の有名人をもつ子供たちです。
それもすべて女性。ついた題名が『Fihas da Bossa / ボサノバの娘たち』です。
まずは御大カルロス・リラの娘 ケイ・リラ。お母さんがアメリカ人だからかしょうか、ブラジルの香りは微香系(笑)ですが、洒脱なスタイルで聞かせます。
アレンジャーのネルソン・アンジェロの娘というより、ジョイスの次女アナ・マルチンス お母さんとは異なって癒しのスタイル歌も可愛らしくて、寛げます。
そして、大作詞家ジョタ・フェヘイラの娘タチアーナ キュートな歌い方で楽しませてくれます。
隣のお姉さんみたいでいいですね。
そしてセルジオ・メンデス夫人 グラッシーニャ・レポラセの妹マリアーナ・レポラセ。さすが実力で聞かせます。曲が自分のものになりきっていますね。
4人の歌手が、気負いなく聞かせてくれるアルバムですが、その気負いなさがこのアルバムの魅力でもあり、ボサノバがいつまでも新鮮さを失わない理由なのかな。
と思わせる1枚です。
昔の録音の、ボサのコンピも良いですが、ボサの新しい風もいいものです。
実はこの作品2枚組で、1枚はDVDです。DVDもそれだけで十分楽しめますのでお買い得だと思います。
夏に疲れた心と体によく効くと思いますよ。(ちっく)
今回の3タイトルの目玉作品。
カルロス・リラの娘=ケイ・リラ、ジョイスの娘=アナ・マルチンス、作詞家の重鎮ジョタ・フェヘイラの娘=タチアーナ、作曲家・セバスチャンの娘にしてセルメンの義妹=マリアーナ・レポラーセというまさにボサノバ第2世代の娘達が名曲をカバーしたというなんとも贅沢な作品。
各アーティストはとてもストレートで癖のない歌唱を聴かせ、ボサノバの入門盤としても非常に入りやすくなっています。
こちらも4人のインタビューやPVを収録したDVDが付いており、現在のブラジル・ミュージック・シーンを知るには貴重な映像ではないでしょうか。夏を前にして定番となる好盤です。
個人的にはケイ・リラの透明感がとても心地よく感じました。
(金狼)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out of melody/code |
Conservative |
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Progressive/Tricky |
Ensemble |
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Interplay |
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