Rachel Z「Everlasting」TONE CENTER(TC40332)2004-U.S.A.  

Rachel Z(pf) Bobbie Rae(drs) Tony Levin(b)
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B系 ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系 (□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ●JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
 かつてマイクマイニエリ率いるステップス・アヘッドのメンバーとして参加してました。
ステップス・アヘッド以降はピアノトリオの路線を続けています。

 この作品もピアノトリオなんですが、いままでと違う点があります。
今まではNY系のバリバリのジャズ路線といったもので、構えてから聴くような感じでした。
この作品はビートルズ、スティング、スティーリーダン、ローリングストーンズといったポップナンバーを取り上げてます。
 ポップナンバーをジャズとしてやっているサウンドなので今までのストレートアヘッドな作品と比べると幾分ライト感覚になっています。
ポップナンバーといってもかなり崩したり、ソロでは完全に原型をとどめないジャズフレージングになっていますが、、
でも、いままで彼女のサウンドに比べるとFusionファンには親しみ易くなっており、ジャズファンやFusionファンの両方が楽しめる雰囲気を創っています。

 彼女のサウンドには一種の「かげり」のようなものを前々から感じていました。それは一体何なのか知る由もありませんが、これが彼女のパーソナリティなんでしょうね。
ポップなメロディの中に「かげり」が見え隠れしているので、単なるポップナンバーをジャズに取り入れているという単純な図式で終わらない作品です。

☆彼女の最新情報はここで http://www.rachelz.com/ 6月に来日するようですね(アスワン)

   
Slow       Speedy
Light   Heavy
Mellow   Hard
Lyrical     Cool
Melodious   Out of melody/code
Conservative     Progresseve/Tricky
Ensemble   Interplay

¥2,390 6/5/2004 新宿タワー