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Vital Information「Come on in」Tone Center(tc 40342) 2004 - U.S.A. |
Steve Smith(drs) Tom Coster(key) Frank Gambale(g) Baron Browne
●骨太いストレート系 |
○明るく爽やか系 |
○骨太系と爽やか系の中間 |
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○R&B |
○ブラック系 |
○歌物・NAC/AOR 系 |
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○ラテン系 |
(□ブラジル系 |
□サルサ系 |
□カリプソ系) |
○ユーロ系 |
○JAZZ系 |
○JAZZとFUSIONの中間系 |
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○ブルース系 |
○ロック系 |
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ハードなサウンドやNY系のサウンドを出し続けている”ToneCenter"ですが、なんか久々のこのバンドのアルバムを出してくれました。
まず、このアルバムで一番目に付くのが、F.ギャンバレのギターの巧ささではないでしょうか。
以前は長髪でオーバードライブ系のサウンドでギンギン・ガンガンといった超高速のフレージングでしたが、ここ数年それらのギターは影を潜め生に近いギターサウンドになってきました。
このアルバムでもエフェクターを感じない生に近い音で、よどみのない高速フレージングをいとも簡単に弾いてます。パワーで押し切るアドリブからフレージングの起承転結を意識したようなものに変わったように感じ、上手いギタリストから巧いギタリストに完全に変貌を遂げた完成に近い像を披露してくれます。
バンドのサウンドはここ近年のサウンドの延長というべきサウンドで、NY系の骨太いサウンド。しかしガンガン攻めたりスピード感あるスリリングなバトルは影を潜めて、”大人のサウンド"というべき落ち着きのあるもので”余裕”すら感じてしまいます。メンバー各自が持っている”毒”のような個性を感じることができます。
アルバム後半では、パーカッション+アコーディオン+生ギターという組み合わせで、マクラフリンを連想するようなサウンドも聴かせてくれて、まだまだNY系のサウンドは死んでいないことをアピールしているようです。
最後の曲は往年のF.ギャンバレサウンドというべき妖しさのあるスピーディでスリリングなサウンドも聴くことができます。思わずニヤリです。
☆NY系のサウンドの復活を望みます(アスワン)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out of melody/code |
Conservative |
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Progresseve/Tricky |
Ensemble |
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Interplay |
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