Gary Burton「Generations」Concord Jazz (CCD-2217-2)2004 - U.S.A.  
              

Gary Burton(vib),Julian Lage(g),
小曽根真(p),James Genus(b),Clarence Pen(ds)

○骨太いストレート系 ●明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系   ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ●JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系   ○ECM系

ジュリアン・レジ 1988年生まれ ギタリスト ・・・といううことは15歳か16歳である。
デヴィッド・グリスマンとの1999年吹き込みが初吹き込みだから、なんとも早熟なギタリストであろう。
リーダー作はまだ無く、これがどうやら3作目の吹き込みという、ホヤホヤの新人ギタリストである。
プレイスタイルは、ここでバートンとやってることもあってか、まずパット・メセニーの影響を強く感じる。
そのパット・メセニーも新人の頃はゲイリー・バートンとプレイしていたんだし、この先が楽しみなギタリストである。

それと小曽根真が本当に素晴らしい。
アメリカに住んでいた友人がNYで小曽根を見たとき、他のピアニストと比べて全然上手いと話してくれたことがある。
やはり本場アメリカで外国人が活動していくには生半可な実力どころか、更に抜きんでいるくらいではないとダメだということを物語っている。
その話が納得できるくらい、このアルバムの小曽根は良いのだ。

さて、最後にこのアルバムのリーダーはゲイリー・バートンだが、この作品では前の2人を多いに前面に出していて、ソロのスペース的には3者対等のバランスを保っている。
このビブラフォン、ピアノ、ギターのバランスがなかなか絶妙で、テーマでブレンドされる音のハーモニーが素敵である。
音楽的には間違いなくバートンの音楽を下地に、なかなか爽やかで気持ちよい音楽を作っている。
雰囲気的にはバートンのGRP時代のものに近い感じがするので、とても親しみやすく、聴きやすい音楽だと思います。

# いつものように気持ちよい音楽ですが、このギタリストはチェックです。(TKO)
 
 
   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out_of_melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay