ヤマグチ猛音(g)谷本朋翼(drs) 酒井ねぎヲ(b)
いやはや、凄いですね。聴いた時の第一印象は、サウンドは違いますが、B.B.&Aを二十何年か前に聴いたときの印象と同じです。 スピード感あるアクセントやブレイクがきっちりと決まるアンサンブルは現代のB.B.&Aと言ってもいいでしょう。 サウンドはB.B.&Aというよりは、PRISMタイプの技巧派系でギターは勿論のことベース、ギターのテクは半端ではなく巧く、そして速く正確な音を出しています。 流石、ギブソン・ジャズギターコンテストで最優秀賞を取るだけの実力はあります。 このコンテストは小沼ようすけが99年に最優秀賞をとったコンテストで、杉本喜代志、渡辺香津美、布川俊樹といった日本を代表するギターリストが審査員に名を連ねています。 ロック色が濃いこのバンドが最優秀賞をとったのは、それだけ意味があります。それはCDを聴いたらよく分ります。 個々の腕前以上にバンドとして成熟して、各自の息使いを他のメンバが感じてプレイを行うようなコンビネーションの妙というものがしっかり伝わる演奏です。 これはどうしてもライブを観たくなりました。 ハードなサウンドに飢えている人にはお勧めしたいサウンドです。 ☆彼らのホームページで試聴や動画もあります(アスワン)
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