Monica Zetterlund and Bill Evans「Waltz for Debby」Philips (UCCU5036) 1964/2003(Reissue) - U.S.A.  
Monica Zetterlund(vo) Bill Evans(pf) Chuck Israel(bs) Larry Bunker(ds)

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間
  ○R&B                 ○ブラック系         ●歌物・NAC/AOR 系
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)
  ●ユーロ系            ●JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系
  ○ブルース系          ○ロック系        ○ビック・バンド


時は1964年 極東のある国では、超特急が開通し、国をあげてオリンピックに狂喜していた頃、ビル・エヴァンス トリオは、欧州ツアーで訪れたスウェーデンで、ある1枚のアルバムを残していました。
モニカ・ゼッターランド。ワタシは不勉強にて初めて聞く名前でしたが、ヨーロッパの女性歌手はその昔から、感情を抑えたスタイルの人が多いという印象があります。我が青春のアン・バートンしかり。
ゼッターランドも、しっとり大人の雰囲気でジワジワ聴く人の懐に、入り込んできます。
もともとエヴァンスも、それほど歌伴の多いピアニストではなかったようですが、このアルバムを聴くかぎり、非常にこのセッションを楽しんでいる様子が伝わってきます。
こんな肩の力の抜けたエヴァンスも珍しいのではないでしょうか。
ヴォーカルアルバムとしては、有名なトニー・ベネットとのデュオアルバムに並ぶ、出来栄えだと思います。
普段はフュージョン中心のファンの方々も、是非手元に置かれて楽しまれては如何でしょうか? (ちっく)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay