Christian McBride Band「Vertical Vision」Warner Bros(9362-48278-2) 2003 - U.S.A.   
Christian McBride(bass), Ron Blake(sax), Geoffrey Keezer(kb), Terreon Gully(drums), David Gilmore(g), Danny Sadownick(perc)

  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

クリスチャン・マクブライドと言えば少しファンキーなストレートな4ビートを得意とするアコースティック・ベーシストというイメージを持っていたのですが、このリーダーアルバムは思いっきりエレクトリックな音でちょっと意表を突かれました。

短いイントロがわりの曲の次にいきなりディストーション・ギターでリフを刻むライバルテックを連想させるようなハードな曲で始まります。

2曲目はゆったりとしたテンポのソプラノサックスがテーマを吹く曲で、マクブライドのフレットレス・エレキ・ベースの音とのコンビネーションがウェザー・リポートみたいです。このロン・ブレイクという人のソプラノ・サックスがウェイン・ショーターっぽくてソプラノのフレーズがでてくるとウェザーっぽい雰囲気を醸し出します。

フルートがテーマを吹いていてちょっとラテンぽくてスムースな曲もあるのですが、アルバム全体としてはコアな演奏で、最後はジョー・ザビヌルの曲「Boogie Woogie Waltz」でしめています。このCDはエンハンストCDで「Boogie Woogie Waltz」のライブビデオが収められています。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                       Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay