David Fiucznski & Rufus Cappadocia「KIF」FUZELICIOUS MORSELS(FUSE8903-2) 2003 - Japan   
David Fiucznski(fretted and fretless guitar, bass),Rufus Cappadocia(5 strings cello), Gene Lake(drums), Tobias Ralph(drums), Daniel Sadownick(perc), Matt Darriau(kaval, clarinet, gaida), Matte Henderson(program), Lian Amber(vo)

  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ●インド系

デビッド・フュージンスキーの最新のプロジェクトはインド系のエッセンスを大幅に取り入れたものになっている。ただ同じインド系でもマクラフリンのシャクティーが、よりインド音楽にどっぷり浸かっているように聞こえるのとはかなり趣が異なって聞こえる。あくまでもベースはフュージンスキーのファンク、ジャズ、ロック系のアプローチであり、その中にインド系の音階を大胆に取り入れている。そのため個人的にはシャクティーはちょっと苦手なのだが、このアルバムは楽しむことができる。

ただでさえ先鋭的なフュージンスキーのギターはテーマでもソロでもインド音階を取り込むことによって、より変態度を増している。曲によってはテーマはもろインドしていて、ちょっとユーモラスでさえもある。

決して万人向けの音楽ではないと思うが、ひねりの効いた変った音を聞きたい人、インド系が苦手じゃない人には面白いアルバムだと思う。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay