Warren Bernhardt「Amelia's Song」DMP(SACD-19) 2003(2ch/Multi-ch SACD/CD Hybrid) - U.S.A.  
Warren Bernhardt(kb,vocal), Jay Anderson(bass), Peter Erskine(dr)

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ●JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

元Steps Aheadでアリスタ・オールスターズの「Blue Montreux」にも参加していたピアニスト、ウォーレン・バーンハートの最新アルバムです。内容は前作「So Real」に引き続いてジェイ・アンダーソンとピーター・アースキンとのピアノ・トリオによるアコースティック・ジャズです。

最初と最後の曲はオリジナルですが、あとは全てスタンダード、カバー曲が並んでいます。全体にゆったりと流れるような演奏で、ウォーレンならではのアコースティック・ピアノの世界を心地よく聴くことができます。

唯一の例外はマイルスの「E.S.P.」で、この曲はアースキンがシンパルワークでまくっていて、ピアノも熱い演奏をしています。

DMPの作品に共通していえることですが、いい音で録音されているので、それだけで気持ちよく聞けます。特にこのアルバムではアースキンのスティックがドラムにあたる音、アンダーソンの指がベースの弦をすべる音までリアルに聴こえてきます。この作品はSACD Stereo/Multiと通常CDとのハイブリッド盤と通常CDの2つのヴァージョンがリリースされているようです。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay