Jeff Kashiwa「Simple Truth」Native Language (NUM-0926-2)2002 - U.S.A.   (試聴可)
Jeff Kashiwa(sax),Dave Kochanski(kb, program), Mark Ellis Stephens(pf), Melvin Davis(bass), Dave Hopper(drums), David Mann(sax), Barry Danielian(tr), Allen Hinds(g), Steve Reid(perc), Chuck Loeb(g,produce)

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ●スムース系


リッピントンズの前任のサックス奏者のリーダー・アルバムです。
プロデューサーにはチャック・ローブを迎え明るく楽しいスムース系のアルバムになっています。アメリカではこの夏チャック・ローブ&ジェフ・カシワで各地のジャズフェスに出演していたようです。

最近のスムース系のアルバムを聞いているとどうも夜のしっとりした雰囲気が多いと感じていたのですが、こういう昼間の太陽を感じさせてくれるような楽しいサウンドが逆に新鮮に聞こえます。
1曲目の「3-day weekend」からシンプルなメロディーラインで、思わず口ずさみたくなるような楽しい雰囲気です。(直訳すると3連休ですから、楽しいですよね。)
横で聞いていた妻は「今井美紀が歌いだしそうな曲」と表現していましたが、確かに何か日本的なものも感じる曲があります。日本的といってもいわゆるオリエンタル趣味ではなくて、J-POPとかT-スクエアに通じるような現代的な日本のメロディーを感じます。いい意味で「歌のない歌謡曲」みたいです。ジェフ・カシワの日系人というバックグラウンドが影響しているのでしょうか?

いつもはJ-フュージョンしか聞かないという人にもお勧めできるアルバムだと思います。それとアメリカ盤にはジェフ・カシワの未発表曲1曲と同じレーベルのミュージシャンの曲を数曲収めたCDがオマケでついてきます。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay