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Chick Corea「the complete "IS" sessions」Blue Note Records(7243 5 40532 2 1)1969/2002 - U.S.A.
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Chick Corea(p,el-p),Woody Shaw(tp),Hubert Laws(fl),Bennie Maupin(ts),
Dave Holland(b),Jack DeJohnette(ds),Horace Arnold(ds)
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ●JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
チック・コリアのこれまで未CD化だった「IS」が、「SUNDANCE」と同一セッションということでまとめられて2間組で発売された。
この頃のチックを「迷いの中」と雑誌等で表現されていて、音にもそう感じる部分は多々ある。
しかし、このセッションの4ヶ月前にMiles Davis「In A Silentway」、2ヶ月後に同「Bitches Brew」、そしてすぐあとにWayne Shorter「Super Nova」と立て続けに歴史的名盤に参加した最中に録音されたこともあり、これでは迷うなといっても無理というもの。
そしてチックは本作後には、Free JazzのCircleというグループを結成していくのだから、相当尖っていた時期だったろうと想像できる。
本作はチックのリーダー作としては「Now He Sings ,Now He Sobs」の次にあたり、編成もトリオからホーンを入れて拡大し、前作はアコースティック・ピアノだけだったが、本作では曲によってエレピも弾いている。
DISC1での演奏は当時の先鋭的なミュージシャン達によるJazzである。
チック・コリアは既にピアノに関しては完成されていて、まさにチックの美しいピアノを堪能できる。違いと言えば、まだポピュラーさが希薄なのと、逆にその分真面目すぎる演奏なところであろうか。
ただ、ヒューバート・ロウズとの短いながらのデュオなんかはブレイク後のチックと比べても遜色ない。
またエレピの使い方はまだ発展途中かもしれないが、後年RTFで聞けるような音使いが聞ける点が興味深い。
多少Freeに傾く部分もあるが、DISC1ではそれほどでもない。
サスガにメンツ的に猛者が集まっただけあり、なかなかの力演になっている。(当時はまだ若手ということだろけど。)
反対にDISC2はFree Jazzのオンパレードである。まさにドシャメシャ・・・その筋の方々に喜ばれる演奏であろう。
逆にこういう時のチックは混沌の中だからこそピアノの美しさが余計に際だつ・・・と言っても、あまり多くの人には勧められないけど・・。
実はこのCDを買う前は、「IS」は未聴だが、ディスカウントの千円CDで「SUNDANCE」が買えたので聞いたのをあまり感心しなかった。
なので本作もあまり期待しなかったが、2枚組でしかも編集がなされて聞きやすくなったと思う。
それはJazzとFreeをCD毎にで分けたからである。それまでは中途半端にJazz、Freeの混在した2作品があったわけ、もし、その2作品を音楽性で分離してリリースされていたら・・・・が今回のそれぞれのCDということになる。
ちなみにCD裏に「SUNDANCE」はテープ・ソースが見つからなかったので、LPから変換したと書かれていて、おやおやと思ってしまった。でも、そんなに酷い音でもないけど・・。
なので、それと音楽も考えたら、本作はチック・コリアのよほどのファン以外にはあまりオススメできないかもしれない。
# 若きチック・コリア・・・まさにEarly Daysのチックが聞ける作品です。(TKO)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out_of_melody/code |
Conservative |
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Progresseve/Tricky |
Ensemble |
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Interplay |
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