Chicago「Chicago XXV」Chicago Records(CRD 3035)1998/2002 U.S.A. -Reissue   
              

Chicago (group)

○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の 中間
○R&B ○ブラック系   ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ●ロック系   

ブラスロックというとChicago,Dreams,BSTが思い起こされる。
成功に至らなかったDreamsは解散後に多くのFusionミュージシャンを生み出したのに対し、成功したChcagoはポピュラー界に残っているのが対照的だが、ホーン・セクションが印象的なためJazz的に聞こえたり、AORに行ってみたりと面白いポジションのバンドに思う。

その25枚目・・・BestもLIVEも通しで番号をつけるのがこのバンドの面白いところだ が、本当に息が長い・・・そして25枚目にして初めてのクリスマス・アルバムだ。
Reissueを期に聞いてみることにした。

自分はChicagoというとご多分に漏れずに「素直になれなくて」から聞いている。
最近になってRhinoが出したBEST盤でやっと古い時代のも聞いたが、気持ち的にはAOR的で透明なヴォイスのChicagoの方がピンとくるのである。
そういう意味では、このクリスマス・アルバムのChicagoはどちらかというとホーンを全面に出しているので、古い時代のChicagoっぽく感じる。
音楽的にはAOR時代のソフトなものだが、ホーンがにぎやかで、ブラスロックというイメージがそのままの演奏である。

なので自分としては肩すかしを食らった感があるが、逆にホーンも多いことからFusion的な感じがして面白いと思った。
ふとサタディ・ナイト・バンドを思い出したりもしたが、そんな楽しさもあると思う。(そういやサタディ・ナイト・バンド・・・CD化されませんねぇ・・。)

なのでクリスマス・アルバムとしてはしんみり聞くのではなく、パーティなんかに流していたら楽しいアルバムだなと思う。

# にぎやかなクリスマス・アルバム・・・うるさくもなく、しんみりでもなく・・。(TKO)
 
 
   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out_of_melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay