●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間 ○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系 ○ラテン系（□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系） ○ユーロ系 ●JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系 ○ブルース系 ○ロック系 ○ファンク系 ウィル・リー名義にはなっていますが、実質的にはウィルの父親のビル･リーとの共作のような作りになっています。 ビル･リーはアメリカのいろいろな大学でジャズを教えてきた博士号を持つ学者らしいですが、若かりしころにチャーリー・パーカーと共演したことがあるとのことで、このアルバムはチャーリー・パーカーへのトリビュートアルバムとなっています。 アルバムのクレジットを見て、かなりコンテンポラリーな音を想像していたのですが、想像とは全く違い、50年近く前のチャーリー・パーカーのサウンドのスピリットをいかに再現するかというようなサウンドになっています。 ウィル、ビル、ビリー・ハートのリズムセクションがアルバム全編を通して演奏しており、そのトリオをバックにマイケル･ブレッカー（2曲参加）や兄のランディー・ブレッカー、ルー･ソロフなどが入れ替わりで加わっています。 ｢Donna Lee｣を取り上げているので、ウィル・リーのジャコに対抗するようなバリバリのプレイが聞けるかなと思っていたら、ベースはテーマをとっていなくて、どちらかというとゆったりと流すような演奏でちょっと肩透かしをくらいました。 ｢Confirmation｣ではマイケル・ブレッカーのなかなかのソロが聞けます。
（橋 雅人）
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