和丸(drs) 渡辺香津美(g) 矢堀孝一(g) 桜井哲夫(b) 西脇辰弥(key,vo) 菅沼孝三(drs) etc.
これは当然、人によって違います。手数の多い人、とにかく速い人、派手な人、パワーある人、、、、、、、、、、、、、、 私の場合は、「いかに気持ちの良いリズムを叩き出すか」で選んでいます。派手なドラミングより、叩き出されるリズムが「気持ち良いか悪いか」で好き嫌いを決めています。この基準で私の好きなドラマーは、ピーターアースキン、スティーブガッド、ダニーゴットリーブ、デニスチェンバースがあげられます。 さて本題に戻りますが、この作品の和丸なる人物は、10才の天才ドラマーだそうです。菅沼孝三氏絶賛のドラマーだそうです。 私の判断基準から言って好きなドラマーかどうかは敢えて言いませんが、10才にしては巧いと思います。(10才でドラムやっていてプロデビューした人はいないので例えようがないのですが(^ ^;))手数が多く派手なスタイルで菅沼氏タイプのドタバタしたドラミングですねぇ。 この作品は、そういうドラムに合わせたのかロック色が濃く、一曲目なんかはヘビメタタイプで全体的にハードなサウンドです。中には「展覧会の絵」もやっていてfusionというよりは、ロック的な作品でしょう。 最後の曲で菅沼氏とダブルドラムをやってますが、バタバタとしたリズムでグルーブ感を感じさせなく、耳障りに聴こえてしまいました。ここらへんは個人の趣味の問題で反対にかっこイイと感じる人もいる訳なので人によってとらえ方は違うと思います。 一つ残念なのは派手な曲調のものばかりで、イマイチドラムの腕を判断するには至らなかった点です。 派手なドラムはそれなりに聴かせるが、静かな曲になるとそれまでの雰囲気とは異なり、単調でつまらなくなるドラマーって多くて、鈴かな曲やゆったりしたテンポの時程、ドラマーとしてのイマジネーションが試されるとというのが持論なんですが、それを確かめることができなく、この作品だけで腕を判断出来ませんネ。 ☆何度も言いますは、10才にしては巧いということです。(アスワン)
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