Al Jarreau「All I Got 」Universal Music Company (UCCR-1024)2002 - JAPAN   

Al Jarreau(vo) Jpe Cokker(vo) Jeff Lorber(key) Ricky Peterson(key) Paul Jackson jr(g) Jerry Hey(tp) etc.
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B系 ○ブラック系 ●歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系 (□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系

 独特の歌声と節回しで聴いただけで彼と分かる個性の強いボーカルで、80年代のNAC/AOR又はボーカル系Fusionの中心として活躍してきました。
この頃のイメージが強烈で、彼というとデビッド・フォスタ−系の明るいサウンドをいつも連想してしまい、頭からこびりついてしまいました。
そういう勝手なイメージからこの作品を初め聴いたときは、「地味なサウンド」だなぁ〜という印象でした。
買ったのは一週間前だったので、このままの印象を新譜情報に書いてしまうのも何だなぁということで一週間後に書くことにしました。

 その結果、地味だと感じた印象は次第に変わり、癒し系のような暖かさを持ったアルバムという印象に変わりました。
昔のような爆発的な明るさがなかったので地味だと感じたんですが、どの曲にも80年代に感じた「彼独特のお洒落なセンス」を感じるものがありますねぇ。
5曲目のR&Bでは、ジョーコッカーとのデュオを披露して、熱唱型のコッカーとパワーをスルリと受け流すタイプの彼のボーカルがうまい具合にミックスしたサウンドになってます。
全体的に余計な力というか気負いが抜けたようなサウンドで、ポップスやR&B系のサウンドなんですが、身も心も疲れた後に温かい紅茶を飲んでホっとするようなサウンドですね。

 仕事に疲れたら疲労回復にアルジャロウという感じです。
脳味噌錯乱級!!買いっ! (アスワン)

   
Slow         Speedy
Light     Heavy
Mellow   Hard
Lyrical     Cool
Melodious     Out of melody/code
Conservative         Progresseve/Tricky
Ensemble Interplay

¥2,548 9/02/2002 新宿タワー