Billy Cobham「Alivemutherforya」Columbia (5083562)78/2002 - U.S.A.   

Billy Cobham(drs) Tom Scott(ts,ss,lyricon) Steve Khan(g) Alphonso Johnson(b) Mark Soskin(key)
●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系 (□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系 ○スムース系 ●Nervio風
 
 お恥ずかしい話ですが、このアルバムの存在を知りませんでした。
というのも、喰わず嫌いでB.Cobhamって昔から好きではなかったんです。いつも彼の作品は通り過ぎていきました。
78年のライブの再販売のようですが、これが珍品だったのかどうか分かりません( ^ ^ ;)
Tom Scott、Steve Khan、Alphonso Johnsonというメンバーの組み合わせで買ってみました。

 聴いた瞬間、20数年前にトリップしてしまいました。A.Johnsonのフレットレスベースをフューチャーした「Bahama Mama」、初期のS.Khanお得意というかトレードマーク的な「Some Punk Funk」を初めとする70年代のFusionのオンパレードじゃぁないですか。この時期は丁度、Fusionというスタイルが満開の盛りを迎える直前で、出す作品どれも目新しいサウンドでどの作品を聴いてもピカピカ光っていた時代です。多くのミュージシャンが試行を繰り返してきた頃で、この作品でもS.Khanは今のスタイルとは全く異なり、R&B系のフレイジングを弾いているのが面白いです。
Tom Scottの最近殆ど吹かなくなったリリコンもブイブイ言わせてます。
「Some Punk Funk」と言ったらS.Khan+M.Breckerというのが通常の組み合わせですが、何でもありといったこの時代にT.Scottとの組み合わせもあったというのが驚きです。
 
 サウンドもシンプルでストレートな演奏です。サウンド的には70年代後半ですが、今聴いても時代を感じさせない躍動感を感じますねぇ。
70年代を知らない人には是非聞いて欲しい作品です。

脳味噌錯乱級!!買いっ!!!!!!!!!!!!(アスワン)

   
Slow                   Speedy
Light                   Heavy
Mellow                 Hard
Lyrical                 Cool
Melodious                   Out of melody/code
Conservative                 Progresseve/Tricky
Ensemble                   Interplay
¥1,690 9/15/2002 新宿タワーレコード