新川博「Shinkies」aosis RECORDS/ビクターエンターテインメント(VICL-69036)2001-JAPAN
新川博(pf) Paul Jackson JR.(g) Michael Landau(g) Curt Bisquera(b) A.Laboriel(b) Lee Sklar(b) Tom Keane(key) Jerry Hey(tp) Gray Grant(tp) Tom Scott(sax) Larry Williams(sax) 川村ゆみ(vo)
○骨太いストレート系 ●明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B系 ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系               ( □ブラジル系  □サルサ系  □カリプソ系 )
○ユーロ系  ○JAZZ系  ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系 ●70年代 LA系
何となく買ってしまいました。理由はありません。
聴いてみたら、気に入ってしまいました。一言で言えば、70年代のLA系の香りがする雰囲気なんです。70年代のLA系は全世界的にヒットしましたが、そのうちマンネリ化が進み、見向きされなくなり作品も出て来なくなりました。マンネリ化が進む以前のLA系は好きなんですが、この作品にそれを感じることができます。
「It's a Falling in Love」が一曲目でガツゥ〜ンときましたね。これ好きなナンバーなんですが、川村ゆみ嬢のボーカルが可愛くこの曲にぴたりです。これライナー読んで始めて知ったんですが、作曲はデビッド・フォスターだったんですねぇ。
2曲目がAWBの「SHINE」に納められていた時は余り注目されなかったんですが、チャカカーンが唄って大ヒットさせた「Wha'cha Gonna Do For Me」をそのまま川村嬢が唄ってます。アレンジはAWBに近いでしょうか。と、名前を知っているのはこの2曲なんですが、他もAOR系やマービンゲイのカヴァーをやってまして、そこはかと70年のサウンドを感じる作品となってます。メンバーもSea Windホーンセクションが入っており、ホーンセクションを聴いていても楽しくなりますねぇ。Michael Landauも参加していてギターソロも聴くことが出来ます。リバイバルじゃぁないけど、スムース系もソロソロ煮詰まって、金太郎飴のようになってきましたので、飽きられる前にこういった70年代のサウンドを取り入れて変化を付けるのも悪くない手だと思います。

☆aosisレーベルはイイもんだしますねぇ。(アスワン)
   
Slow         Speedy
Light           Heavy
Mellow           Hard
Lyrical         Cool
Melodious           Out of melody/code
Conservative               Progresseve/Tricky
Ensemble           Interplay

\2,400 2/10/2001 at 新宿ヴァージンメガストア