●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間 ○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系 ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系) ○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系 ○ブルース系 ●ロック系 ○その他 当サイトのテーマソングを提供してくれているSide Stepsの約3年振りのスタジオ録音盤です。第一印象は3年間練られているためか、いい楽曲が並んでいるなあということです。それと田村篤信のギター、スピーディーかつ哀愁があって気持ちよいです。 1曲目にはいきなり、そのテーマソング「FIRST MOVE」が収められています。テーマソングで製作してもらったヴァージョンよりも少し遅めのテンポでしっかりと演奏されてます。 2曲目の「Latin'98」ではサルサのリズムをベースとして田村が、サンタナばりの泣きのギターでテーマを奏で、今までのSide Stepsとは違う部分を聞かせてくれます。 3曲目の「Manhattan Street」は今までのいかにもというSide Steps路線の正統派フュージョン・ナンバーですが、この曲終盤での田村の高速ギター・ソロは秀逸です。 4、5曲目では、がらっと趣をかえたバラード系の曲で、ノン・ディストーションのギターもフィーチャーされていて、Side Stepsの新境地を聞かせてくれます。 ドラム以外はホームスタジオでの録音ということで、全体としてまだまだオーディオ的なハンデはあるのですが、それをカバーして余りある曲と構成のよさで始めから終わりまで飽きずに聞ききってしまうアルバムです。(橋 雅人)
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