聴く前の想像では、ピアノ中心でベースはリズムに徹する内容だと思ってました。 でもこの想像は大きく外れてました。ピアノが前面に出る時はベースはバックに回るというのは当たり前なんですが、ベースも積極的にフロント楽器として前に出てピアノはリズムに回る、そして二つの楽器が前面に出て、ピアノの左手がリズムを作るというようなスタイルです。このため、デュオだから音がスカスカという訳ではなく、しっかりとした重厚なサウンドに仕上がってます。 サウンドはビクターフィールドマンのFusion路線のサウンドのような感じです。(GENERATION BANDやショパンの作品等) 大人のLA系、都会的なLA系サウンドで、軽快なリズムと魅力的なメロディとリリカルさを持ち合わせたサウンドで、Benoit風のリリカルさとディブグルーシンの都会的な雰囲気に、ちょっとブルージーな味付けを持つ明るいLA系サウンドでも言いましょうか。一見ありがちなサウンドだと思うんですが、楽器の構成上新鮮なサウンドに聴こえてきます。 ☆脳味噌錯乱級!!買いッ!!(アスワン)
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\2,590 12/15/2001 at 新宿タワーレコード