○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間 ○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系 ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系) ○ユーロ系 ●JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系 ○ブルース系 ○ロック系 ○その他 前作に続いてaosis recordsよりのフィリッブ・セスの新作はアコースティック・トリオ物です。前作がコンテンポラリー・ムードと銘打たれていたのに対して、今回はクラッシック・ムードというサブ・タイトルがついています。タイトルからスタンダード曲をやっているのかと想像していたら、ビートルズ、エルトン・ジョン、キース・ジャレットのカバーやオリジナル曲を演奏していて、実は結構コンテンポラリーです。 従来のセスの綿密にアレンジされた打ち込み系とは違って、前作同様ピアノトリオというジャズの古典的なフォーマットをとっているのですが、出てくる音はポップで現代的、フィリップ・セスならではの色彩感があり、彼独特のセンスを感じます。 パークリーでゲイリー・バートンに師事したというバイブでの味付けも耳に印象的です。 軽く聞き流してもよし、聞き込んでも味がある音です。
(橋 雅人)
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