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B.B.King&Eric Clapton「Riding With The King」Reprise(9362-47612-2)2000 - U.S.A. |
Eric Clapton(Vo,G),B.B.King(Vo,G)
Steve Gadd(Ds),Nathern East(b),Joe Sample(p),
Tim Carmon(key),Andy Fairwaeather Low(g),other
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B
○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系
□カリプソ系)
○ユーロ系
○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
●ブルース系
○ロック系
CyberFusionでBBにECだとぉ〜・・・?何を考えとるのやぁ? ・・・・などと思われる方もいるであろう。
しかし、さすがに無頓着な自分でもここでクラプトンやキングについて書こうとは思わない。
では何故?・・・・ここでは参加している3人のfusionミュージシャンの中でも特にスティーブ・ガッドについて語りたいからだ。
まず、この作品は神様エリック・クラプトンとブルースの王様B.B.キングの共演が話題な作品である。
この盤をステレオで聴けばわかるのだが、2人のスターの共演をわかりやすくするためか、左SPにはクラプトンのG,VO、右SPにはB.B.キングのG,VOが寄せてあるMIXになっていて両者が非常にわかりやすくなっている。
しかし、この結果どうなっているか?・・ステレオ中央の定位にスティーブ・ガッドが来るのであるが、これが目立つこと目立つこと。まるでガッドのソロ・アルバムのような雰囲気なのだ。
と言うことで、これをブルースをやりたくなったガッドがクラプトン、キングをサイドメンに吹き込んだガッドの作品!!・・・などとねじ曲げた解釈で聴くと面白いぞ!ということを提言したいのだ。
そうやって聴くと、ガッドはずっと中心から聞こえるのに、左クラプトン、右キングがいかにもサイドメンに聞こえるから不思議だ。
スティーブ・ガッドはここ数年エリック・クラプトンのサポートとしてツアーしたり、レコーディングしていたが、FUSIONの耳からはずいぶんと物足りなく感じた。
しかし、クラプトンとの共演では出しゃばること無く、サポートに徹する・・・だからガッドは最高のサポーターを演じているから凄いのだ・・・・。
確かにそれは言えるかも知れないけど、なんとなく釈然としなかった。
しかし、本作を聴くと嫌でも中央に定位されたガッドが常に中心に聞こえるし、どんな場面でもガッドのプレイが一番良く聞こえる。
きっとミックスを担当した人はそんな事は考えずに、両スターを聞き易くするために心を砕いたに違いない。その結果、ガッドが中心に浮かび上がった。
なんとも皮肉で、面白いし、痛快ではないか!!
ガッドのプレイであるが、やはり本当はサイドメンなので地味とかサポートのプレイではある。
しかし、所々を良く聴くと、これだけ上手いのはやはりガッドならではだし、センスの良さというのは、わかる人にはきっとわかってもらえると思う。
完全に引いたプレイも中央に聞こえるので、これはガッドがBLUES好きでこういうプレイを・・・との錯覚を許してくれる。R&Bを自分のグループでやったガッドだから、BLUESをリーダーとして吹き込んでも不思議ではないし、きっとその場合はこういうプレイをするはずだから・・。
と言うことでスティーブ・ガッドのブルース・プレイを聴く上では最高の作品です。
ガッド・マニアはもう聴くのはマストな作品でしょう。派手では無いガッドですが、当然ツボを押さえたプレイ満載ですし、いかに引き気味のプレイをしようとしても、ところどころ抑える事はできないガッドらしさが顔を出してしまうところが微笑ましい。
Stepsみたいなプレイは期待出来なくとも、サイドでやってもガッドならば・・・というほどのファンであれば、こういうガッドもということで満足な1枚ではないでしょうか?
まさに本盤なんかはFUSION売場で売られないFUSION・・・・FUSIONってこんなふうに自由なものだと思うよ。
# ブルースの2大スターがいるのに、ドラムばかり聴く? いいじゃない、そういう聴き方したって。(TKO)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out of melody/code |
Conservative |
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Progresseve/Tricky |
Ensemble |
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Interplay |
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