「Quadros Modernos"とは、"modern pictuires"=現代絵画っつう、意味です。ちなみに、Chiquito BragaさんはToninhoの1世代上のギタリストで、ブラジルの重鎮ミュージシャンとの共演も多く、彼の作曲センスとギター・テクニックはなかなかすごいですよ!」というメールを頂きました。 ちなみに、J.Moreiraは,T.Horta風のギタリストで何作かソロを出していてどれも素晴らしい出来の作品ばかりで、ミナス系注目度No.1のギタリストです。(この人も確かMarikoさんから教えて貰ったような気がする) 何曲はエレクロニックギターを弾いてますが、殆どがアコースティックギターのトリオ演奏です。 アコースティックギターのトリオといっても、スパーギタートリオのように、テクニックで相手を張り倒すなんていうスタイルではなく、ミナス系(T.Horta系)の幻想的でリリカルなサウンドを3人で奏でるものです。 演奏曲はそれぞれのオリジナルを持ち寄ったもので、T.Hortaの私が好きな「Afternoon in Thailand」なんていうお馴染みのものから、知る人ぞ知るJ.Moreiraの名曲「Diamantina」まで聴くことが出来ます。ミナス系のサウンドは余りボサノヴァとかサンバのようなネイティブなブラジルサウンドとは違い、非常にFusionっぽいサウンドで、ラテン系はどうも,,,,,,という人にでもお勧め出来るサウンドです。 この作品は、3人のギターの温かさをが伝わるサウンドで、前述したように幻想的な雰囲気にリリカルな雰囲気で気持ち良いサウンドです。 「三味線」というC.Bragaの作品があるんですが、三味線の音色を真似たギターが日本的な哀愁をかもしだし、聴いた後はニッコリしてしまうような温かさを感じます。 T.Hortaファンや、J.Moreiraファン、ミナス系のファンだけでなく、スムース系のファンにまでお勧め出来る作品です。 ☆順脳味噌錯乱級!!買いっ!!!(アスワン)
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\1,990 11/03/2000 at 新宿ディスクユニオン