○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ●骨太系と爽やか系の中間 ○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系 ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系) ○ユーロ系 ●JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系 ○ブルース系 ○ロック系 ○その他 以前、NYCレコードからアルバムをリリースしていたノルウェーのギタリストのアルバムです。バックはご覧のようにそのNYC人脈をフルに生かした豪華なメンバーで録音されています。 メンバーを見ると何となく音の想像がついてしまいそうなのですが、その期待(?)はあっさりと裏切ってくれて、しっかりとリーダーであるKenneth Sivertsenの世界が展開されています。一度目に聞き流したときは、それほど印象に残らない地味な印象のサウンドなのですが、何回か聞き返すうちにだんだんと味がでてきます。 ギタリストのアルバムなのに、ギターのテクニックをひけらかすわけではなく、風景画のようなサウンドで,ちょっと最近のパット・メセニーのアコースティックな世界に通じるものもあります。ただパットのサウンドはアメリカの田舎ののんびりとした風景だとすると、このアルバムはノルウェーの冬のようなどんよりとした景色を感じさせてくれます。(ってノルウェーに行ったことはありませんが...) ゲスト・プレイヤーではボブ・ミンツアーが印象に残るいいプレイを聞かしてくれています。
(橋 雅人)
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