この人も、ケニーG系のサックスですねぇ。今週のPaul Taylor以上にケニーGに似ています。 なんたってソロのフレーズがケニーGがよく使うフレーズを使ってますからねぇ。それを聴いたときは思わず笑ってしまったくらいです。 (三連のリズムでパララ・パララ〜と一番盛り上がるとこで吹くパターンです) この作品はこういうケニーGっぽいサウンドと、ちょっとびっくりのサウンドで構成されてます。 そのびっくりとは、、、何て表現してよいのかうまい言葉が見つかりません。例えていうなら、20年くらい前の「真珠の首飾り」の軽音楽というかバックグランドミュージックっぽいというかムード音楽系のサウンドです。 このムード音楽っぽいアレンジは、Fusionファンだけでなく、軽音楽ファンも取り込もうとしているんでしょうか?? なんか、スムース系のサウンドを狙ったにしては、ムード音楽のアレンジがあるんで、もう聴いている最中おかしくって笑いが堪えません。 ちょっとこのセンスは、ほかでは聴けません。話の種には非常に面白いサウンドです。可笑しくって可笑しくって、これ聴きながら書いてますが。思わず手を休めて聴いてしまう程です。 20〜30年前の学園青春物のテーマソングみたいな曲が出てきたときには(9曲目)、可笑しくってコヒーを「ぶっぅぅぅ〜」と吐き出してしまいました。 ラテン系のサウンドもあって、ほんとはこっちの方が本職のサウンドではないのかな??と思いました。(10曲目) これは別の意味で脳味噌錯乱級!!サウンドです。 ☆久しぶりにCD聴いて笑ってしまいました。.(アスワン)
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\2,290 3/5/2000 新宿タワー