2000年も厳しい年になりました。
今年はこのバンドで始まりました。スムース系サウンド全盛の中、個性とセンスがずば抜けて光ってます。
スムース系全盛にありながら、ガッツのある骨太いサウンドはライブを思わせる迫力あるサウンドで臨場感ある演奏です。 このバンドも新人です。新しいサウンドを産みだそうというコンセプトで刺激的なサウンドを披露してくれました。 Frank Gambale 「Coming to your Senses」 今、一番面白いギタリストです。それまでのハードロック小僧のギターから大人のギターへ転身し、センス良くなってます。 Scott Wilkie 「More Than You Know」 一枚目の出来が良かっただけに、2枚目のジンクス(こんなのあったけ??)で不安はあったのですが、LAタイプのファンキーな音は期待を裏切りませんでした。 LAサウンド復活の新星に今後も期待したいです。 スムース系が流行りましたが、マンネリの道へ進もうとしてます。 そんな中この人のサウンドは、それまでSpecial EFXで見せてきた幻想的なリリカルサウンドを織りまぜ、個性を見せてきました。
竹田の子守歌をゴスペルにアレンジした曲を始め、バラエティに富んだサウンドが詰まった作品です。 サザンFUSIONというコンセプトの作品です。黒人系のギタリストはイマイチ苦手なんですが、70年代のR&B系のギタリストの雰囲気を持った作品で懐かしい雰囲気もあります。 Bela Fleck & The Flecktones 「Outbound」 バンジョーとベースのV.ウッテンでお馴染みのバンドです。EL&Pで有名な「Hoe Down」をやったり、NY系のサウンドやったりと、予想を裏切る面白さがありました。 アンビエント系とクロマチックハープ(ハーモニカ)の融合」というコンセプトで作られた作品。ハーモニカのサウンドの枠を超えた新しいサウンドの息吹を感じました。 案外掘り出し物と紹介した作品です。この人、生き残って次の作品を出し続けていけるのであれば大化けする可能性あります。
サウンドの完成度が高く、案外スムース系路線ではなく予想を裏切った面白さがありました。 All right reserved by CyberFusion |