をづ

1900年代でベスト・・・というコトは個人的なツボでモノを 言ってよい、、と解釈してます (笑) とてもかたよりまくってますが、こんなカンジです (^^;。




Casiopea 「Cross Point」
美メロ炸裂のカシオペアの極北。まさに名曲ラッシュとしか言いようがないアルバムなのになぜか評判のあまり良くない不思議な作品 (笑)。
高中正義 「Jolly Jive」
この頃の高中氏の勢いはあたるべからざるモノがありました。その中でもこのアルバムは白眉です。
このアルバムから早20年経ちましたが未だにこの当時とほとんど(というかまったく(^^;)スタイルが変わらないのも賞賛に値します。
イエローマジックオーケストラ 「イエローマジックオーケストラ」
このヒト達は世界中の音楽の地図を一変させましたね。
彼らのその後のディスコグラフィーを通して見るとこのアルバムだけ異様に浮いてますが一番フュージョンなのはこのアルバム。
渡辺香津美「MOBO Splash」
一番初期の頃から現在に至るまで同じ場所にとどまり続けることなく変化しまくる香津美さんですが、この80年代中頃のMOBO三部作の頃が一番過激にトンがっていた時期だと思います。
で、この『Splash』は曲がイイ!『MOBO』も『倶楽部』もそれぞれ捨てがたいのですが、これ!というなら『Splash』(^-^)
それからこのアルバムについてはジャケットの話題もしばしば挙がりますが、やはり初期型のLP時代のジャケットはなんだかとんでもないモノを想像させるというコトで差し替えになったんでしょうね (笑)
Charlie Haden & Pat Metheny「Beyond the Missouri Sky」
プレイした瞬間にぱーっと周囲を男色、、ではなくって暖色系セピアな世界に一変させるなんとも強力な1枚。郷愁、、ていうのとはまた一味違ったなんとも懐かしいキモチにさせます。
ギターとベースだけでこれだけの世界を作り上げられる両者のワザ、というかチカラはもう超越しまくってひれ伏すしかありません (^^;
ホントにしみじみとした気分にさせる本当に良いアルバムです。未聴の方には是非おすすめ (^-^)
(ネット・ラジオ : Waltz For Ruth)
Frank Gamballe 「A present for the future」
どーしても、んどーーしてもギターテクニックの切り口から語られるコトの多いギャンバレですが、彼の作曲はツボにハマるものが多く、飽きがきません。
このアルバムはひたすらにポップで明るくさわやか、、んでしかも例の『カリコレレレロ・・』というギャンバレ奏法(?) も楽しめます。
一昔前の言い方ですと『まったりとしていながらコクがある。だけどしつこくない。』と言うカンジ(^-^)
細野晴臣、山下達郎、鈴木茂、他 「Island Music」
こういう場所で企画盤を持ち出すヒトはそうはいないと思いますが、これはワタシ的にはゼッタイに外すコトの出来ない1枚。
YMO前夜といった時代の細野晴臣、坂本龍一、そしてブレイク寸前の山下達郎といった面々のスタジオ時代の70年代後期の実にいいシゴトのサウンドが聞けます。
細野氏の『最後の楽園』、達郎氏の『Nostalgia of Island(組曲)』これだけでもこのアルバムを買う価値あります (^-^)
George Benson「Calling You」
GBのハナシになってもこの作品の名前が挙がるコトは極めてマレのようですが、この作品はカドの取れ具合が絶妙です。
『Breezin'』も『Give Me the Night』も良いですが ハっと思い付いてプレイするのはこの1枚。このひっかからなさが良いのです (^^)
かけてみればほーらすぐにシティドライブの空間が醸成されるという一種の環境音楽。
Alan Holdsworth「Metal Fatigue」
ホールズワースの作品は独特で難解な (^^; 作品が大半ですが、これはどちらかというとポップな仕上がり。あくまで『ホールズワースの中では』という注釈つきですが (笑)
独特の、本当に唯一無二のギターサウンドで奏でられる『Home』では郷愁たっぷりの夢の世界を、『The Un-Merry-Go-Round』では乾いた狂気と恐怖の悪夢の世界を堪能できます。
ただし全体としては『フュージョン』というよりもむしろあまりにも『プログレ』。なのでプログレおじさんにはたまらない1枚でしょう (^-^)
立花ハジメ「H」
フュージョンかというとちょっと違うかもしれませんが『1900年代で』『ベスト10』というならば個人的には外すコトの出来ないアルバムだったりします。
クールで先鋭的な世界のカッコ良さ、なおかつ立花ハジメのサックスのヘタさがサーカスとかちんどん屋さんを連想させて(いやホントに (^^;)ある種のサイバーパンク的な空間すら感じます。
とにかくまさにセンスのカタマリな1枚 (^-^)