□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □           FUSION 怒濤のBEST 100 (No.83)           □ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □ Dizzy Gilspie「Close to the Source 」ELECTRIC BIRD(K25Y 9505)`84(国内盤)   M.Miller H.Bullock B.Williams M.Cinelu Kenny Kirkland(key) Thom Barney(b) Sonny Fortune  B.Marsaris  S.Wonder etc. ● N.Y. Type ● L.A. Type ○ Latin Type ● Nac/Aor Type ○ Black Contemperary Type ○ Euro. Type ○ Afro Type   ○ Jazz Type  ○ Blues Type ○ Rock Type このアルバムが出た時は「エッ??」という感じでした. Jazzの巨人「チェニジア の夜」 のガレスピー がFusion系の音をやるなんて思ってもっみませんでしたから. それが、N.Y.系の若手のミュージシャン (この当時は若手) によって生まれ変わり、 極上のサウンドになって蘇りました. もうお亡くなりになったのでこんなサウンドはもう耳にする事は出来ません.  N.Y.系の音と言っても結構幅があります. このアルバムのサウンドを紹介をするのに 相応しい言葉が見つかりませんねぇ..M.Millerの色+ チェニジアの夜+GRP初期の洗練  された音+LA系の香り+マライア系の音という様な音でしょうか??   本題のtpのですが、枯れた味の音色のペットの音が印象的です.M.Davisもそうなん ですが、年をとるとこういう味が出てきますねぇ.ソロも元気に吹いてます. 5曲目の「Ice Tea 」のソロはとても高齢とは思えないプレイを聴かせてくれます.  5曲目だけではなくボーカルの曲でもミュート系のペットが印象に残ります.  このアルバムはどういうコンセプトで作られたかは知る由もないんですが、ガレスピー は C.Khanとアルバムを作ったりして、JazzとかFusionとかそうこだわらないでしょう ねぇ. M.Davis は若手にサウンドをまとめさせ、最後にペットで締めるという作りをして きましたが、ガレスピーはちょっと違いますねェ. ソロもガンガン吹いて( と言っても年なりの吹き方をやってますが) 、ソロや彼の 音色に彼の個性がしっかりと出しています. そういう音作りに積極的にこのアルバム を作っている姿を感じます.(よく企画物でJazzの大物がFusionをやる様なお仕着せの  音をやっている感じはありません)  若手だとギラギラするペットの音なんですが、彼の音はビロードのようにしっとり としてなめらかです. 巨人と言われる彼にしてみたら当然と言えば当然かぁ.. ☆--------------+--------------☆        Slow        ●        Speedy          Light    ●            Heavy         Mellow   ●             Hard         Lyrical   ●             Cool        Melodious    ●            Out of melody/code      Cnservative        ●        Progressive/Tricky        Ensemble          ●      Inter Play  ☆ Jazzの巨人がFusionに残した名盤です.