□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □           FUSION 怒濤のBEST 100 (No.78)           □ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □ Richard Tee「Strokin'」Tappan Zee(VACM-2019)`79 Richard Tee E.Gale R.MacDonald C.Rainey T.Scott S.Gadd R.Brecker M.Brecker etc. ● N.Y. Type ○ L.A. Type ○ Latin Type ○ Nac/Aor Type ○ Black Contemperary Type ○ Euro. Type ○ Afro Type   ○ Jazz Type  ○ Blues Type ○ Rock Type ● R.Tee Type ファンの方、お待たせしました.(決して忘れてた訳ではありません (^^;)) 不幸な事にお亡くなりになって、もう彼のプレイを二度と聴く事が出来なくなって しまいましたが、この作品は彼のアルバムの中でもピカ一で当然ベスト100 に 入るアルバムです. な〜んと言ってもこのアルバムは「Take The `A` Train」が目玉です.  ピアニストだったら一度は挑戦した事のあるナンバーじゃぁありませんか?? 学生時代にR.Teel命!!という奴がいまして、彼の弾くピアノはR.Tee 風で特に このナンバーが十八番でした. このナンバーに彼の魅力の全てが詰まってますよね. S.Gaddのタイトなドラム.. ハイハット でリズムを刻んで、ベードラがリズムにうねりを出します. それに被さる様に 彼の生ピアノのソロ..これ、Stuff の時の定番でしたが、それを自分のソロで目一杯 堪能させてくれます. 左手のベースのノリも最高で右手でチョンチョンチョン 〜♪という 彼のスタイルが存分に味わう事が出来ます. 幸運な事に彼が無くなる何ケ月前に彼のこのピアノとドラムのデュオを聴く事が できましたが、もう脳味噌錯乱状態で、今でもその時の光景を思い浮かべる事が 出来ます. そのLiveでは「お〜い、みんなサインしてあげるからいらっしゃ〜い」 っていう雰囲気だったんですが、自分の死を知っていた為のファンサービス だったんで しょうね (;_;) ズンチャカズンチャカ〜♪というリズムにチョンチョンチョン 〜♪というアクセントは誰のアルバムで プレイしていても、「あっR.Tee だぁ!!」と分かる個性がありました. 他の人のアルバムではピリッ!!とくる香辛料的アクセントを与えてくれ、彼のピアノソロ は極上のメインディッシュでしたネ. 今はこのアルバムを聴く度に涙涙 (;_;)です.   キーボードプレイヤーで他に大きな影響を与えたミュージシャンン--Fusion界の巨人って一杯いますネ J.Sample Dave Grusin B.James........etc. 当然彼もそういった人と肩を並べる位に与える影響は大きかったと思います. R.Tee スタイルのキーボードは一発で彼だと分かる位ですからネ. ☆--------------+--------------☆        Slow        ●        Speedy          Light   ●             Heavy         Mellow   ●             Hard         Lyrical ●               Cool        Melodious  ●              Out of melody/code      Cnservative        ●        Progressive/Tricky        Ensemble           ●     Inter Play  ☆ 冥福をお祈りします.