□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □           FUSION 怒濤のBEST 100 (No.77)           □ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □ Victor Feldman 「Secret of The Andes 」Paj(PA 8053-N)`82(LP) Victor Feldman(key) H.Laws(flt) H.Mason(drs) L.Ritenour(g) A.Laboriel(b) A.Acuna(drs) Milt Holland(per) Trevor Feldman ○ N.Y. Type ● L.A. Type ○ Latin Type ○ Nac/Aor Type ○ Black Contemperary Type ○ Euro. Type ○ Afro Type   ○ Jazz Type  ○ Blues Type ○ Rock Type 昔はヴァイブで生粋のJazzを演っていた人です.Tom ScottとGeneration Band を 結成したり、息子達とトリオのアルバムを出したりしてFusionの世界でも活躍して いる人です.(僕はJazzの彼よりFusionの彼の方を先に知りました)  このアルバムは彼のFusionの作品の中で一番好きなアルバムです.  バックの面々はLA系のGRP をやる前のDave Grusion系のミュージシャン が多いです. そのせいか?? V.FeldmanのキーボードはGrusinの様に温かくてリリカルでメルヘンチック な感じ です.   一曲目の「Secret of Andes 」は中南米を連想させる(?) パーカションで始まり、カリンバ を使ったリリカルな曲. これって知らないで聴いたらDave Grusin だと思います. ピアノソロになるとM.Camiloを創造させる様な激しいピアノになります.H.Laws の フルートが全体にアクセントを付けてます.   二曲目は切なくなるようなリリカルなRHOSE で始まります. スライド奏法のRitenourのギター が印象的な作品です.   三曲目以降も同じ様な感じで、全体が温かくてリリカルでメルヘンチック なメロディとサウンドを 最後まで保ってます.   そもそも彼を知った初めてのアルバムは本作品でして、買うきっかけがバックの ミュージシャン の面子だけというお決まりのパターン. 彼のアルバムを買い漁っていくうち に大昔のアルバムに遭遇し、「あぁJazz演ってた有名な人なんだぁ〜」と分かり、  彼のJazz時代のファンから怒られそうなアプローチをしました.   このアルバムの好きな点はどの作品もアルバムの一曲目を飾れる様な質の高い作品 ばかり詰まっている点です. 「最初の一曲目はいいんだがなぁ〜」という作品が 多いんですが最後までクオリティを保っていて、相当練られた作品作りをしている と思います.   CDで時々みかけます.ただCDの方はミュージシャン の名前がクレジットされてません  CDでこの作品を聴いた人は、このメンバーで演ってますんで. ☆--------------+--------------☆        Slow  ●              Speedy          Light ●               Heavy         Mellow  ●              Hard         Lyrical ●               Cool        Melodious ●               Out of melody/code      Cnservative        ●        Progressive/Tricky        Ensemble         ●       Inter Play  ☆ これは誰が聴いても好きになるアルバムだと思います.